江幡公認会計士税理士事務所
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2021年02月号 第042回「駐車場」
駐車場の料金は安いに越したことはありません。しかし、最も料金が安い駐車場を選べばよいかというと、そうとは限りません。
ひどい例を挙げましょう。他人が契約している月極駐車場に勝手に駐車するとおそらく数万円とられます。
パーキング・メーターに未納で駐車したままにすると1万円とられます。タダで駐車しようとした罰として高額の駐車料金を支払ったのです。
月極駐車場は毎月の固定費ですから安いに越したことはありません。
しかし、安さには必ず理由があります。青空駐車である、一方通行、通学路の通行制限、出し入れするのにスペースが狭い、人通りが激しいといった場合はいかがでしょうか。
時間貸し駐車場の場合も同様です。「●●分▲▲円」といういわゆる時間単価が重要な基準だと思いますが、時間単価だけで決める人もいれば、車の出し入れのしやすさ、混雑状況、屋内か屋外か、係員の態度など、駐車料金以外の要素を重視する人もいます。
駐車料金以外の要素を重視しない人もいると思いますが、安さだけで判断したために、自分の愛車に傷をつけ修理代がかかった、他人の車に傷をつけて賠償したなど、安さの代償があまりにも大きい場合があります。なお、借りる側の損得だけではなく、貸す側の事情も推察すべきという事も言えます。貸す側にも苦労があるはずです。
駐車場に限ったことではありません。会社経営においても当てはまります。安いことが良いこととは限りません。そもそもこんなに安くて大丈夫なのか。取引先同士、お互いに企業努力は必要ですが、大切な何かを犠牲にした安さは考えものです。
江幡 淳
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