江幡公認会計士税理士事務所

                                           

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2022年11月号 第063回「『引き受ける』ということ」 - 千代田区 番町 麹町 半蔵門 税理士 会計士 江幡公認会計士税理士事務所

「濃い字シリーズ」
所長 江幡淳の直筆・経営コラム
2022年11月号

2022年11月号 第063回「『引き受ける』ということ」

 

哲学について、旧制高等学校の学生のように議論をしたいと思ったが知識が無い。
知識を得ようと有名どころの本をかじってみたがピンとこない。そこで、そもそも哲学とは何かという事を調べ考えてみた。
哲学とは、「自分の人生を納得するために、物事について自分の頭で考え、自分なりの結論を出す事である。」と理解した。

人は自分が歩んできた人生の意味を考える。
思えば、出生から現在に至るまで、様々な事を引き受けてきたはずだ。国籍、性別、身体的特徴、家庭環境、仕事など、枚挙に暇がない。

時には、自分の意志にかかわらず自分が引き受けざるを得なかった事について悔しい思いをし、恨みさえした事があるかもしれない。

ある評論家は、物事とはある一点ではなく円であると言った。
つまり、ある一点を掘り下げれば答えが見つかるような単純な物事など無く、円周上のすべての点を理解しなければ物事を本当に理解したとは言えないと言う。円周とまでは言わなくとも、物事には必ず陰と陽がある。
引き受けざるを得なかった事にも、必ずプラスの点があるはずだ。

自分の意志であろうとなかろうと、「引き受ける」と決めた時に、人は腹を括る。
腹を括るとは、引き受ける事の意味を自分の頭で考え納得をする事である。

「引き受ける」と決めた者は、一端の哲学者なのである。

江幡 淳

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