江幡公認会計士税理士事務所
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2024年08月号 第084回「不快感と資金繰り」
事業継続の大前提は、資金繰りである。
資金繰りが良いという事は、基本的には業績が良いという事であろうが、必ずしもそうではない。
一会計期間だけで考えると、毎月の売上が300で150日後に入金され、毎月の経費が200で毎月末払いの場合、1年間の売上は3,600、経費は2,400、利益は1,200であるが、資金繰りの観点からは、1年間の収入は2,100、支出は2,400、資金収支は▲300となる。
手元資金が常に必要であり、黒字でも浮かれてはいられない(①)。
一方、毎月の売上が200で都度現金払い、毎月の経費が300で150日後に支払う場合、1年間の売上は2,400、経費は3,600、利益は▲1,200であるが、資金繰りの観点からは、1年間の収入は2,400、支出は2,100、資金収支は300となる。赤字でも資金が足りる時がある(②)。
上記①の場合は、不要資産処分、決済条件改善、経費節減をする迄、
上記②の場合は、黒字を達成する迄は、現状に満足せず、常に不快感を抱く事が重要である。
江幡 淳
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