江幡公認会計士税理士事務所
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2025年03月号 第091回「預金通帳だけで経営管理ができるのか?(02)」
「財務数値」そのものと「財務数値」の前後のプロセスの事を、結局のところ、「会計」と言う事にする。
これ以降、実務家としての観点から会計について改めて考察する。
B/Sをメインとし、流動性配列法を前提とする場合、会計のトップ・バッターは、「現金」である。対面販売における決済方法の多様化、ネット・ショッピングなどにより、現金自体の出番は以前よりも減ったかもしれない。
しかし、現金にまつわる経営管理上の本質は変わらない。その本質とは、現金の公私分離である。
現金の公私分離は、ビジネスを継続するためのスタート地点である。
現金出納帳を付け、現金実査をしている会社は、しっかりしている場合が多い。
現金出納帳を付け、現金実査をするという事は、
①現金を公私分離する意思がある、②100%ではないかもしれないが現金を事業用と私用とに分けている、③現金の入りと出と残高を管理している、という事が言える。
手元に置く現金は、消耗品の購入などに使用するものであるから、通常は多額ではない。
その多額ではない現金を管理しようとするのであるから、ビジネスに向き合う姿勢が真面目という事である。一事が万事である。
江幡 淳
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