江幡公認会計士税理士事務所
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2025年04月号 第092回「預金通帳だけで経営管理ができるのか?(03)」
今回のテーマは「預金」である。ある意味最も重要な勘定科目であろう。
例えば、一週間後には金が入ってくるので一週間後だったら払えるとしても、支払をする今日に金が足りなければ資金がショートするのである。
預金が潤沢にある者は別にして、自社が提供した物品や役務の代金がいつ入金されるのか、当月分を当月に貰えるのか、翌月末になるのかで、ずいぶんと資金繰りが変わってくる。
それから、預金通帳だけでは把握できない情報がある。
預金通帳の摘要欄には、「カ)アサヒインサツ」の様に、相手先名が記載されるのみである。
したがって、例えば、自社がカ)アサヒインサツに対して、毎月110,000円の請求をしている場合、ある日に110,000円の入金があったとしたら、それが何月分の入金なのかは、預金通帳を見ただけでは分からない。
ひょっとすると、数ヶ月分の入金が滞っているかもしれない。
未回収の代金の有無を把握するためには、カ)アサヒインサツに対する売掛金台帳で毎月の入金の有無を管理する必要がある。
債権管理の観点からは、預金通帳だけでの経営管理には限界がある。
江幡 淳
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