江幡公認会計士税理士事務所

                                           

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2017年09月号 第001回「肌感覚の数字」 - 千代田区 番町 麹町 半蔵門 税理士 会計士 江幡公認会計士税理士事務所

「濃い字シリーズ」
所長 江幡淳の直筆・経営コラム
2017年09月号

2017年09月号第001回「肌感覚の数字」

 

6月2日に、押上にある「来来来(みらい)」という中華料理店にふらっと立ち寄りました。食べ終わったころに隣のお客さんに声をかけられたのをきっかけに、その店の大将とも話をさせていただきました。

押上で店を始めてから50年以上たっているとのことです。糖質制限をしている身ですが、チャーハン、餃子、極太麺のタンメンは、どれもいい味をしていました。常連さんがいつもいる、昔ながらの中華料理店です。

大将曰く、「スカイツリーの経済効果は全くない。」とのことでした。私は、「あれ?そんなわけはないだろう。ご謙遜を。」と思いましたが、そう思うこと自体が間違いというか、浅はかだったのです。

大将曰く、「東京タワーの時を見てるから。東京タワーができるって言うんで、こぞって、大門とか芝に店を出したり、店を改装したりする人がいたけど、今は残ってないでしょ。だから、うちは、スカイツリーができるってわかっても、店を改装したり特別なことはしないんだよ。」

大将は肌感覚で数字がわかっている、と思いました。

店の売上、材料費、その他の経費、季節性、景気などが肌感覚でわかっているから、投資計算(=投資をしたら何年で回収できるか)をすぐできるのでしょう。客の入りや競合などのマーケティングもやっているのです。

そういえば、客の行動をチラッチラッと確認しているなど、細部にまで気配りの利く方だったし、何よりさわやかなとてもいいお顔をしていました。

50年以上続く企業には、続く理由があるのだと思いました。


                                   江幡 淳

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