江幡公認会計士税理士事務所

                                           

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2024年03月号 第079回「今だけ金だけ自分だけ」 - 千代田区 番町 麹町 半蔵門 税理士 会計士 江幡公認会計士税理士事務所

「濃い字シリーズ」
所長 江幡淳の直筆・経営コラム
2024年03月号

2024年03月号 第079回「今だけ金だけ自分だけ」

 

「ぽつんと・・・」という場所は別にして、高度に標準化され量産される物品・サービスは、日本全国、ほぼ同水準で享受することが出来る。
これは、日本ならではの大変素晴らしい一面である。その一面に関しては、私も大変有難く思っている。

しかし、物事は多面的であって、ある一面だけで評価出来ない。また、物事は、「優劣」「善悪」等の二元論で評価するものではない。
高度に標準化され量産される物品・サービスには、諦めなければならない面がある。
その一例は「個性」である。
高度な標準化と量産を望む消費者にとっては、物品・サービスは均一でなければならず、個性は不要である。

もう一つの例は「国民所得」である。高度な標準化と量産を望む消費者にとっては、低価格である必要があり、熾烈な価格競争となる。
価格競争で割を食うのは原材料の「仕入先」である。仕入先も十分利益を上げてこその商売であるはずだが、なかなかそうはならない。

しかし、こうしたデフレの商売をやるだけでは、実は、国民所得が下がる一方である事にも関心を持たねばならない。

今だけ、金だけ、自分だけ良ければ、それで良いという部分を、少なくしたいものである。

江幡 淳

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