江幡公認会計士税理士事務所

                                           

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2024年04月号 第080回「古いものも新しい」 - 千代田区 番町 麹町 半蔵門 税理士 会計士 江幡公認会計士税理士事務所

「濃い字シリーズ」
所長 江幡淳の直筆・経営コラム
2024年04月号

2024年04月号 第080回「古いものも新しい」

 

イタリアのある老舗大衆食堂の店主は、「今のままの形でずっと店を残したい。そうすれば、いつか新しいものになる。」と言う。
これは、「新しいものもよいかもしれないが、昔からあるものを続けていれば、時代を超越する価値を帯びてくる。」という事であろうし、「近代主義はほどほどにしなければならない。」という近代主義への警告でもあると理解した。

近代主義とは、「合理化、科学、技術、人智を超えた概念の軽視」を特徴とする思想であると今のところ理解しているが、行きつくところ、際限がない。

例えば、現代はそれが無いとデスクワークに支障をきたすほどにパソコンが普及したが、便利な反面、様々な健康被害が生じている。
一方、50年前の会社の各人のデスクにはパソコンが無く、資料作成は手書きで大変だっただろうが、パソコンに起因する健康被害は無い。

さて、パソコンが有るのと無いのとで、人間にとってはどちらが幸福か。

近代主義に慣れてしまうと、進化し続ける事、新しい事が当たり前の事となるが、たまには立ち止まる事も必要ではないかと思われる。
そして、暫し立ち止まったならば、決して善悪や優劣などの二元論で語るのではなく、自分の知識や能力が及ぶ限り多面的に検討すべきである。

江幡 淳

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