江幡公認会計士税理士事務所
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2024年05月号 第081回「コンテキスト(Context)」
稚拙な事例で恐縮だが、車で交差点を左折する際に、歩行者が居なくなるまで停止していたところ、早く右折したい対向車が右折を強行し、こちらが左折するよりも先に行ってしまった。
おまけに、後部座席の男女がこちらを睨んできた。これは、道路交通法第37条「交差点優先車妨害違反」に該当する。イラっとした。
しかし、過去の同様のケースではイラっとしなかった事もある。
今回はなぜイラっとしたのか。調査したところ、ある心理学者の「同じ刺激を受けたとしても、どのようなコンテキスト(Context: 状況、背景、前後関係)で刺激を受けたかにより、感情が異なる。」という、当たり前の様だが、改めて言われると首肯してしまう情報を得た。
当時のコンテキストを振り返ると、要するに、心身共に疲労気味だったのである。
世の中の全員が敵に思える時もあれば、世の中の全員が味方に思える時もある。
感情は信用ならぬ。感情の制御には限界がある。制御できたと思っても後に心身に副作用が出る事がある。
感情を制御するよりも、感情を発した時の自分を素直に受け止める事の方が、今後のためになると思われる。
折に触れて自分の発する言葉に耳を傾けるなどして、なるべく良からぬ感情を抱かずに済む様な状況に心身を置きたいものである。
江幡 淳
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