江幡公認会計士税理士事務所
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2025年12月号 第100回記念 慶応義塾大学名誉教授・横浜商科大学 友岡賛教授「肩書き」
(ボクは江幡淳氏の慶應義塾における‘恩師’です。この『濃い字シリーズ』が第100回の節目を迎えるに当たり、寄稿の依頼を受けました。ちなみに、第50回の折りにも寄稿しました。江幡公認会計士税理士事務所の愈々の隆盛をもって祈り上げます。)
会計学者のボクは、ただし、斯学に加えて、プロフェッション論も手掛け、常々肩書き(地位や資格)というものの有り難さを説いている。
いわく、「「人間、肩書きより中身が大事」などといわれるが、肩書きは重要である。「中身」はなかなか分からない。顔をみただけでは分からない」。
それに「資格は腐らない」。
ボクのゼミのOBにK氏という公認会計士がいる。同氏は江幡氏の後輩に該る。
高校時代から小説家を志していたK氏は大学進学後は、小説家と併せて、公認会計士を志し、見事、現役合格を果たし、某大手監査法人に就職、監査業務に従事しつつも、執筆活動は続け、過日、某社の某賞を受け、処女出版を果たし、それを機に監査法人を退職、専業の小説家生活に入り、現在に至る。なお、処女出版の作品は本屋大賞にもノミネートされた。
K氏は退職して専業小説家となり、一見、退路を断って、という感じだが、そんなことは決してない。彼には公認会計士という資格がある。「資格は腐らない」。公認会計士のK氏は、したがって、いつでも再就職ができる。
退路を断ったわけではないという‘余裕’こそが今後もよい作品を生むことになるだろう。
加えてまた、肩書きは信頼をもたらす。
医師は‘単に’医療の専門家に過ぎず、弁護士は‘単に’法律の専門家に過ぎず、会計士は‘単に’会計の専門家に過ぎない。しかし、にも拘らず、なぜか、そうした肩書きの名刺を目にした人々は、人格も信頼できる人、といったように‘勘違い’してくれる。
ちなみに、昨年の3月に慶應義塾を定年退職したボクは慶應義塾においては「名誉教授」の肩書きを得たが、この肩書きの最も有り難い点は、終生、‘勘違い’してもらえそうな肩書き入りの名刺をもつことができる、ということである。
慶應義塾大学名誉教授・横浜商科大学教授 友岡賛
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