江幡公認会計士税理士事務所

                                           

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2023年11月号 第075回「不条理」 - 千代田区 番町 麹町 半蔵門 税理士 会計士 江幡公認会計士税理士事務所

「濃い字シリーズ」
所長 江幡淳の直筆・経営コラム
2023年11月号

2023年11月号 第075回「不条理」

 

明治政府の神仏分離令により仏教が神道と切り離され、地域によっては廃仏毀釈運動が激しかったという。
しかし、神仏習合以来長い歴史のある仏教の教えは日本人の心に残っている。
不条理に見舞われた時、「仏教ではどのように解釈するのだろうか。」と仏教の教えを紐解く事がある。
 
仏教では不条理を、「避けるべき物事」ではなく、「生き延びるための課題」と解釈する。
これは、「三界唯一心 心外無別法」、すなわち、すべての現象の見え方は、自分の心の在り方に原因があるという考え方にも関係する。

つまり、嫌な事が起こっても、それを不条理と捉えるのではなく、「自分にとっての課題」と捉えられないかという事である。
 
長年ビジネスを続けていると、どのような経営者も不条理に見舞われるはずだ。私もこれまでに幾つかの不条理に見舞われ、その都度怒ったり悲しんだりしてきた。
しかし、同じような不条理を経験すると、慣れてくる場合もある。
どのように慣れるかというと、そのような不条理が存在する事を前提にビジネスの継続を考えるようになるのである。
 
簡単な事ではないが、令和5年を振り返り、不条理と思われる事を、自分の課題として置き換えられれば幸いである。

江幡 淳

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